さらに短いスケールの指板にギターと同じように金属製のフレットを打ち込むことによって、誰でも簡単に正確な音程での演奏が可能となりました。これがプレシジョン(正確な)ベースという名前の由来になったと言われています。もし、レオフェンダーがプレシジョンベースをこの仕様にしなければ、今でもエレキベースは非常に高い演奏技術が必要な特殊な楽器となっていたかもしれません。, 1957年以前は、ボディにコンター加工(肘があたる部分を滑らかに削る加工)されていない一枚のアッシュ材、ネックにはメイプルが使用されていました。指板という概念はまだ無く、ネックに直接フレットを打ち込んだワンピースネックでした。1950年代後半から、指板にローズウッドが採用されたモデルも登場し、ボディにはアルダー材が使用されカラーリングも豊富になっていきバリエーションも豊かになっていきました。70年代に入ると、入手が困難な木材が出るなどがあり、仕様変更等も数多くあり、ボディにアッシュ材やポプラ材を使用したモデルも登場します。結果、重く固いアッシュ材では堅く締まった低音が奏でられ、アルダー材は粘りのある中低音が魅力となります。木材による音質の変化もプレイヤーのマニア心をくすぐる事となっており、生産本数の少ないモデルは愛好家達の間で当時よりも高価で取引される事も少なくありません。, 1957年以前のシングルコイルピックアップは非常にシンプルなサウンドで、荒々しく澄んだ高音域が特徴的です。電気的構造からノイズが出やすいという一面もありました。スプリットコイルピックアップの登場により、電気的な安定度と共に、音質も更に豊かに進化しました。総てのエレキベースの礎がこの「プレベ」には詰まっているのです。, 最初にレオ・フェンダーによって生み出された初代プレシジョンベースは今日のものとは違った仕様となっていました。ボディシェイプにはこの時点で、現在でもフェンダーベースのスタンダードとなっている左右非対称のダブルカッタウェイが採用されていました。しかしピックアップは現在のプレシジョンベースとは違い、シンプルなシングルコイルピックアップが採用されていました。, 最初のスペックチェンジが行われる、1957年までに製造されたオリジナルプレシジョンベースとは、スペックが大幅に異なっています。当然、サウンド面の特徴も大きく異なっています。そこでヘッドデザインにギターのテレキャスターと同じものが採用されていたことから、1957年以降のモデルと区別するために「テレキャスター・ベース」と呼ばれることもあります。, 58年スタイルを再現した American Vintage Precision Bass, 1950年代後半にはすでに新しい楽器の1つとして大きな成功を収めていたプレシジョンベースですが、さらに楽器としての完成度を上げるため、1957年の中ごろに大幅なスペックチェンジを実施します。まず、よりベースらしい太く甘いサウンドを実現するために、高音弦側と低音弦側で独立したコイルを持つススプリットコイル・ピックアップが採用されます。デザインやパーツなどもストラトキャスターに近い機能を搭載したベースへと進化しました。そして1弦毎にオクターブ調整することのできるブリッジや、プレイアビリティをより向上させるためにボディ裏にコンター加工が施されています。さらにヘッドデザインもストラトキャスターと同様のものに変更され、今日のプレシジョンベースの基礎スタイルはほぼ完成しました。, フェンダーは1965年にCBSによって買収されます。これにともなって、フェンダーのほとんどの楽器に大幅なスペックチェンジが実施されます。プレシジョンベースはジャズベースと異なってそれほど大きなスペック変更は施されませんでしたが、より指板のRが緩やかに平らなものになる、といった細かな変更が実施されています。, ロック、ハードロックが流行する1970年代に入ると、エレキベースに求められるサウンドにも変化が起こり始めます。シンセサイザーなどの新しいスタイルの楽器があらゆる場面で仕様されるようになった影響もあり、より分厚いアンサンブルの中でも抜け出すことのできるサウンドが必要とされるようになったのです。同じフェンダーのジャズベースと比較しても、中域寄りで良く言えば温かなサウンドを持つプレシジョンベースですが、抜けの良さという点ではあまり良いとはいえません。そこで、より硬質なサウンドを実現するためにボディ材に重量のあるホワイトアッシュが使用されるようになりました。, 63年のスペックを再現した American Vintage’63 Precision Bass, 1980年代の中ごろからヴィンテージベースの人気が高まり始めます。そこでプレシジョンベースも1960年代前半以前のスペックに戻されることになりました。ジャズベースの場合はこの頃から少しずつアクティブサーキットなどを採用したモダンスペックのものが登場するようになってきました。プレシジョンベースにも一時期、同様に近代的なスペックを採用したモデルが登場していますが、ジャズベースと比較するとそれほど幅広いサウンドメイクを実現することができませんでしたので、主流となることはあまりありませんでした。, その代わりに、プレシジョンベースならではの温かみのあるサウンドをより活かすために、ヴィンテージ系モデルが人気を集めるようになります。そういった意味ではプレシジョンベースは開発当初から高い完成度の楽器であったと言えるのではないでしょうか?, それでは、それぞれの年代のプレシジョンベースを愛用するベーシストをご紹介しましょう。, ポリス時代からスティングは、57年以前のオリジナルプレシジョンベースをはじめ、さまざまなモデルをプレイし続けています。非常に温かで太いプレシジョンベースならではのサウンドを楽しむことができます。 R楽天で探す フェンダー(エレキベース本体 ベース)の新品・未使用品・中古品なら、ヤフオク!。ヤフオク!は常時約5,000万点以上の商品数を誇る、誰でもかんたんに売り買いが楽しめるサービスです。圧倒的人気オークションに加え、フリマ出品ですぐ売れる、買える商品もたくさん! YYahoo!ショッピングで探す ベースv(1965年製) 世界初の 5弦ベース であり、これは他の レオ・フェンダー のアイディアと同様、当時は先進的なものであった。 ベースVの特徴として、 プレシジョン・ベース より3インチ長い [ 要説明 ] にも関わらず15フレットまでしか無い。 エレキベースの代表的モデルといえば、フェンダーのジャズベース、そしてプレシジョンベースを思い浮かべる方がほとんどでしょう。特にプレシジョンベース、通称「プレベ」は、現代のエレクトリックベースの基本形として音楽の歴史を大きく変えることになった名器で、もちろん現代においてもその独特のサウンドと使い勝手の良さから多くのベーシストに愛用され続けています。そんなプレシジョンベースの魅力についてお話してみたいと思います。, まずはエレクトリックベースの代表モデルとして今日も愛され続けているプレシジョンベースの特徴、そして変化からその魅力に迫ってみましょう。, プレシジョンベースは1951年、アンプで音を増幅することによって大きなステージでの演奏を目的として誕生しました。エレキベースが誕生する以前、ジャズなどのジャンルで低域を担当していたのはコントラバスでした。ボディサイズも非常に大きく、長いスケールにフレットレス指板であったことから、非常に高い演奏技術が要求されました。それに対して、プレシジョンベースでは音をアンプによって増幅するのでボディサイズを大きくする必要はありません。これによってコントラバスにはないプレイアビリティの高さを実現しているのです。 プレシジョンベースに続き、フェンダー社のベース第二弾として1960年に作られたのがジャズベース。サウンドの幅をより広げるために、フロントとリアに2つのピックアップを採用しました。その思惑は見事に大ヒットを生み出し、ベースのスタンダードとして確固たる地位を築いています。 フェンダー(エレキベース本体 ベース)の新品・未使用品・中古品なら、ヤフオク!。ヤフオク!は常時約5,000万点以上の商品数を誇る、誰でもかんたんに売り買いが楽しめるサービスです。圧倒的人気オークションに加え、フリマ出品ですぐ売れる、買える商品もたくさん! マイク・ダーント, 70年代のプレシジョンベースの象徴と言えばやはりセックスピストルズのシド・ヴィシャスでしょう。彼に憧れてホワイトボディにブラックピックガードのプレシジョンベースを手にした、という方も多いのではないでしょうか?プレイヤーとしての実力には賛否両論がありますが、彼もまた世界一有名なプレシジョンベース・プレイヤーの一人と言えるのではないでしょうか? [soundhoose Fender%20Precision%20Bass] 現在のプレシジョンベースのボディ. 日本製の安くて高品質なコピーモデルに対抗するため、1982年にフェンダー社が日本国内で販売するためのブランドとして「スクワイヤ」を創設しました。 創設当初は日本国内での製造・専売でしたが、その後は製造拠点を海外に拡大して全世界に向けて販売されるようになり、フェンダーの廉価版ブランドとして広く知られています。 廉価版とはいえ、スクワイヤは正式なフェンダーの傘下ブランドなので、フェンダーが商標登 … Fender 1978y Precision Bass "Antigua" 1978年製 Fender "Precision Bass Antigua" が入庫しました 60年代後期のコロナド・シリーズに採用され、70年代中期以降には他の機種にも採用された、新しいフェンダーのカスタムカラーの"アンティグア・フィニッシュ" ホワイト・フィニッシュの外周をグレーで縁 … 【中古】Fender 1977 Precision Bass with A Neck -3 Color Sunburst- 1977年製[フェンダー][カスタムショップ][PB,プレシジョンベース,プレベ][Electric Bass,エレキベース]【used_ベース】 石石橋楽器で探す, 《オーダーメイド体験》Red Houseにベースをオーダーする!2020.12.6, 《独自技術と研究成果で築くオリジナリティ》YAMAHAのエレキベースについて2020.3.18. フェンダー自体はUSAの企業ですが、「スタンダード・プレシジョンベース」がメキシコ工場で生産されていることからもわかるように、メキシコ製の「普及価格帯モデル」こそが、現代におけるフェンダーの「スタンダード」だと位置付けられています。 そもそもレオ・フェンダー氏が「フェンダー・テレキャスター」を開発した際には、「良い楽器を作る」という目的に加え、「合理的な設計と生産体制によって、低価格な製 … ョップ, 楽天IDをお持ちでない方はこちら, ラクマの売上金やポイントをご利用いただけます。. Fender(フェンダー)のFender USA 1978年製 プレシジョンベース(エレキベース)が通販できます。1978年製のフェンダーUSAプレシジョンベースになります。年代から考えると良いコンディションをキープしています。外観の状態:大きな傷等もなく年代から考えると良いコンディションです。 ベースに詳しい【弦蔵ビンテージギターズ】から1966年製 フェンダー プレシジョン をアップしました。これから先、故障無しで使用できるものをチョイスしました。:fenderpb1966:フェンダー USA プレシジョン ベース 1966年もの / Fender USA Precision Bass 1966Year VINTAGE - 通販 - Yahoo!ショッピング 1970年製のプレシジョンベースはネックも細めで同じメイプル指板のプレベでも50年代のものと比べてとても弾きやすいです。 ちなみに、こいつはボディがアルダー材でネックは貼りメイプル指板なのですが、それだけでも1970 1966年製のプレシジョンベースが新着です。 ネックデイト5 feb66c、ポットデイト65年、ピックアップデイト66年、ハカランダ指板。 使い込まれて味が出ており、消耗品に交換は見られますが、木部のリペアもなく、とても弾きやすいプレべです。 133100円 エレキベース ベース ギター・ベース Fender Deluxe Precision Bass Special Surf Pearl Pau Ferro Fingerboard フェンダープレシジョンベース シド・ヴィシャス, プレシジョンベースの魅力をその歴史から探ってみましたがいかがでしょうか?長い歴史を持つプレシジョンベースは現在でも多くのベーシストから強い支持を受け続けています。, フェンダー・プレシジョン・ベースをを… 島村楽器オンラインストアのFender(フェンダー)ベース一覧ページです。フェンダーはエレキベースを誕生させ、現在でも最も高いシェアを誇るUSAギターブランドです。 Aアマゾンで探す 1968年製のフェンダー・プレシジョン・ベース。1966年あたりに製作されたジャズ・ベースには、丸型の自社製ペグ=パドルペグが搭載されていたが、本器のように、1968年前後のプレベにもパドル・ペグを採用する個体が存在した。ネック・シェイプはbネック。 ジャズベース(jazz bass)とは、1960年にフェンダー社から発売されたエレクトリック・ベースの登録商標名とその呼称で、レオ・フェンダーが設計開発した中では2機種目に当たるベースとなる。 プレシジョンベースと共にフェンダー社を代表する機種の1つでもある。 もし、レオフェンダーがプレシジョンベースをこの仕様にしなければ、今でもエレキベースは非常に高い演奏技術が必要な特殊な楽器となっていたかもしれません。 木材. 1978年製のプレシジョンベースになります。年代から考えると良いコンディションをキープしています。外観の状態:大きな傷等もなく年代から考えると良いコンディションです。ネックの状態:反りなしスケール: 864mmナット幅: 42mmトラスロッド:余裕あり弦高:4弦 約 2.0mm, プレシジョンベースというと、多くの人が思い描くのが、↓な形のものかとは思いますが… その前にリリースされた、エレキベース第1号とも言える初代プレシジョンベースは、ヘッドがテレキャスターと同様のシェイプをしていたり、ピックガードの形が変わっていたりと、現代においてスタンダードなものとなっているプレベとは、少し異なったものでした。 ピックアップ部分にはフェンスが取り付けられていますが、その下には、シングルコイルのピックアップが、1基搭載されています。 1951年に産声 … フェンダー創立以来、'63年まで使われたロゴタイプ。 ジョンは、このロゴタイプのネックでは、オリジナル・プレシジョンベースとして所有している。 ヘッドの厚み、ネック厚は共に、少々薄め。ラッカー塗装は、数回に分けて、薄めに塗られている。 ベースのネック形状における世界標準と認識されている厚めの63年製プレシジョンベース・ネック形状は手にしっくりとフィットし、9.5 インチr がモダンプレイヤーにも馴染み深いプレイヤビリティを提供します。ヴィンテージ・トールフレット、オリジナルモデルのボディラジアス、4 スティング, グリーンデイのベーシストであるマイク・ダーントもさまざまなプレシジョンベースを使用しています。現在はオリジナルプレシジョンベースのデザインに、スプリットコイル・ピックアップを搭載したオリジナルベースを使用する頻度が高くなっていますが、60年代〜70年代のモデルも多用しています。